[エヌプラス11]大型電動スクーター ベクトリックス、販売目標は年間100台

自動車 ビジネス 企業動向
ベクトリックス
ベクトリックス 全 6 枚 拡大写真

名古屋市に本社があるベクトリックスジャパンは、18日に開幕した材料と技術の複合展示会「N+(エヌプラス)」に大型電動スクーター『ベクトリックスVX-1』(250cc相当)を出展。来場者の注目を浴びていた。

同スクーターは米国ベクトリックス社が設計・開発したもので、製造はポーランドで行い、日本での販売をホワイトハウスのグループ会社であるベクトリックスジャパンが手掛ける。

すでに欧米では評価が高く、緊急車両やパトロール車として採用されている。それもうなずける話で、部品は世界でも有名な企業のものを使っている。例えば、ブレーキは伊ブレンボ社、サスペンションは米国テネコ・マルゾッキ社、エレクトロニクスは米国テキサス・インスツルメンツ社といった具合だ。

しかし、日本では昨年春に発売されたものの、知名度が低かったことや価格の問題などから20台ほどしか売れなかったそうだ。そこで今回、展示会に出展し、さらに同乗試乗会をやることによって知名度アップを図ろうというわけだ。「なんとか年間100台を売っていきたい」と同社関係者。価格も当初の130万円から108万円に値下げされている。

N+は20日まで東京ビッグサイトで開催。主催はプラスチック工業技術研究会。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る