マツダのリサイクル、ASR再資源化率82.1%…2010年度

自動車 ビジネス 企業動向

マツダは、自動車リサイクル法に基づく使用済み自動車のシュレッダーダスト(ASR)エアバッグ類、フロン類の3品目の2010年度(2010年4月1日~11年3月31日)の再資源化などの実績を公表した。

2010年度はASR引取りが台数は19万1000台、重量ベースで3万5000tだった。このうち、2万9000tを再資源化した。ASRの再資源化率は82.1%で、2015年度法定基準70%を大幅に前倒しで達成した。

また、同社の環境中期計画マツダグリーンプラン2010に掲げている2010年度目標80%も達成した。車両のリサイクル実効率で約97%に相当する。

エアバッグ類は、11万3000台から27万5000個を引き取り、回収処理または車上作動で再資源化した。エアバッグ類の再資源化率は94.0%と、法定基準85%を上回った。フロン類については適正に処理した。

特定3品目の再資源化などに要した費用の総額は16億29万円で、資金管理法人から払い渡しを受けた預託金の総額は17億2804万円だった。このため、全体収支は1億2775万円の黒字となった。自動車リサイクル法施工後2004年度からの累積収支は4500万円の赤字。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  2. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  3. あさひ、通勤向け電動アシスト自転車「OFFICEPRESS-e」モデルチェンジ…安全性と整備性を向上
  4. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  5. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る