ボッシュは、オートモーティブアフターマーケット事業部が6月17〜19日まで、東京国際展示場で開催される「第32回オートサービスショー2011」に出展すると発表した。
今回のボッシュブースは「ダイアグノシス(車両診断機器)・パーツ・アンド・ サービス」をコンセプトに、車両の点検・整備に必需品となっているスキャンツール(故障診断器)をアピールする。エンジンからブレーキ、サスペンションといった足回り、OBD(オンボード診断)までの総合的な診断が可能な整備機器・サービスを出展する。
現在、日本の整備工場でのスキャンツールの普及率は約3割程度にとどまっているが、車両の電子制御機構の進化でOBDによるコンピュータ診断の点検・整備、高度な専門知識と整備機器が求められている。
国土交通省は2010年7月から汎用スキャンツール普及検討会を設置し、自動車の整備現場でスキャンツールの活用が注目されている。
技術に関するホットラインサポート、トレーニングの実施、ボッシュのコンセプトによる修理工場ネットワーク「ボッシュカーサービス」への加盟促進、最新の技術力と情報で整備工場の点検・診断をサポートするという。