5月21日から22日にかけて開催されたコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ2011(イタリア)において、21日の夜、RMオークションが開催された。32台の出品車の中で大いに注目を集めたのは、イタリアのカロッツェリア、ベルトーネから放出された6台のコレクションであった。
21日夜、コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステのクラシックカーやコンセプト&プロトタイプが展示してあるヴィラ・デステから“船”で10分ほどのところにあるヴィラ・エルバのオークション会場は、お目当てのクルマの落札を狙う参加者や観客たちでごった返した。
19時半過ぎにスタートしたオークションは、21時頃に最初のピークを迎えた。ベルトーネから放出された1台、ライチア『シビロ』がオークションにかかったのだ。次いで、ランボルギーニ『アトン』、ランボルギーニ『ブラーヴォ』など次々と落札され、ベルトーネコレクションから放出されたモデルは全て落札された。
なお、今回の最高落札モデルはフェラーリ『375MM』ベルリネッタの300万ユーロであった。
●ランチア・シビロ 8万5000ユーロ
●ランボルギーニ・アトン 31万ユーロ
●ランボルギーニ・ブラーヴォ 52万5000ユーロ
●シヴォレー・テスチュード 30万ユーロ
●ランボルギーニ・マルツァル 135万ユーロ
●ランチア・ストラトスゼロ 68万ユーロ
手数料は含まない。参考:50万ユーロが6000万円弱。