三菱、EVとPHVに給電機能を追加へ…家電にも対応

エコカー EV
三菱 i-MiEV
三菱 i-MiEV 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車は、大規模災害時に電気自動車(EV)を移動電源として活用したり、EVやプラグインハイブリッドカー(PHV)に蓄えた電力を家庭に供給する機能を持たせる方針を明らかにした。

東日本大震災では、被災地がガソリン不足で移動の手段が困難になった中で、同社のEV『i-MiEV』90台を災害支援車両として供給したところ、「役立った」との現場の声が多かった。こうしたEVなどの特長を活かすため、EVやPHVに蓄電・給電機能を付加する。

EVが災害時に移動電源車として活用できるよう機能を追加するほか、EVやPHVの蓄電池を家庭用に供給できる機能を加える方針だ。また、1500W家電にも早期に対応していく。EVの給電機能については日産自動車やトヨタ自動車も検討している。

一方、スマートグリッドに対応としても使用量が少なく料金も安い夜間電力を使って充電し、昼間は走行することで、昼夜の電力使用量のギャップを埋めていく方針だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. V8エンジン搭載のレクサスセダン『IS500』がクライマックス! 950万円の特別仕様を発売
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る