ブリヂストンの米国子会社、ブリヂストン・アメリカス・タイヤ・オペレーションズ・エルエルシー(BATO)は、サウスカロライナ州・エイケンにある工場で、乗用車用ラジアルタイヤと小型トラック用ラジアルタイヤの生産能力を増強することを決定した。
総投資額は約1億3500万USドル(10億8000万円相当)で、2013年第1四半期中に工場の生産能力を日産約4750本増強し、約3万本体制とする。
今回の増強にあたっては約8万1000平米の建屋を2011年中に建設開始。120人を超える従業員が新規雇用される予定となっている。
BATOの米国・カナダ消費財タイヤ事業責任者、ラリー・マギーは「乗用車・小型トラック用タイヤの需要はここ数年で堅調に伸長しており、消費者のニーズに対応するためには、今こそが能力を増強する最良のタイミングであると考える」と述べている。