【フランクフルトモーターショー11】クロアチアから世界初のEVスーパーカー…MAX305km/h

自動車 ニューモデル モーターショー
リマックオートモビル社のコンセプトワン(フランクフルトモーターショー11)
リマックオートモビル社のコンセプトワン(フランクフルトモーターショー11) 全 9 枚 拡大写真

クロアチアのリマック・オートモビル社は13日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー11において、EVスーパーカーの『コンセプトワン』を初公開した。

コンセプトワンは、「世界初のEVスーパーカー」を掲げて開発。2ドア、2シーターのボディデザインも目を見張るが、やはり注目は、驚異的な出力を誇るEVパワートレインだろう。

前後アクスルにはそれぞれ2個ずつ、合計4個のモーターを搭載し、4輪を駆動。その最大出力は1088ps、最大トルクは387.5kgmと圧倒的だ。

二次電池は、蓄電容量92kWhという大容量のリチウムイオンバッテリー。重いバッテリーを積むにもかかわらず、カーボンファイバー製ボディにより車両重量は1650kgに抑えられ、0-100km/h加速2.8秒、最高速305km/h(リミッター作動)というパフォーマンスを発揮する。

また、1回の充電で、最大600kmを走行可能。このコンセプトワン、価格は公表されていないが、同社によると、88台を上限に生産され、2013年に市販に移されるという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る