東日本大震災の被災地にバリアフリー車両を引渡し…トヨタ、日産

自動車 ビジネス 企業動向
バリアフリー車両引き渡し式
バリアフリー車両引き渡し式 全 7 枚 拡大写真

国土交通省が推進する「東日本大震災の被災地における新たなバリアフリー車両の活用・実証事業」に伴う車両の引渡式が28日、同省で行われた。

同事業は被災地での移動手段の確保と新しいバリアフリー対応の乗り合いタクシー車両やユニバーサルデザイン(UD)タクシーの普及を目指したもの。トヨタ自動車が乗り合いタクシーを岩手県陸前高田市と宮城県女川町に、日産自動車はUDタクシーを岩手県の大槌タクシーや宮城県の五十番タクシーなど10事業者にそれぞれ1台ずつ提供した。

トヨタ自動車の古橋衛取締役専務役員は「いずれの地域も震災により公共交通機関が大きな被害を受けており、この車両を生活の足としてご活用いただきたい。加えて地域から頂くご意見、ご評価を今後の車両開発の参考にさせていただきたい」とあいさつした。

また日産自動車の川口均常務執行役員は「被災地で有効活用していただき、その後ユニバーサルデザインタクシーの日本全国での普及に寄与していきたいと考えている」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  2. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る