工場で使うエネルギーを見える化 パナソニックがシステムを開発

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システム概要図
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パナソニックは、エネルギー管理ノウハウを凝縮した工場向けエネルギー見える化システム「SE-Navi」を開発、10月13日から受注を開始した。

システムは、パナソニックがグループ内の生産拠点で取り組んできた省エネのノウハウやエネルギー管理ロジックに加え、グループ子会社のパナソニック環境エンジニアリングが提供している省エネ診断サービスのノウハウ、パナソニック・システムソリューションズ・ジャパンの「エコ見える化システム」の一部機能を融合させた。工場の省エネを強力にサポートするトータルソリューションとして提供する。

工場内の電気、ガスなどの基幹エネルギー量、設備の稼働状態把握に直接寄与する流量、圧力、温度、湿度などの物理データ、生産数量からエネルギー利用効率を把握し、迅速な省エネ対策立案/効果試算/検証の精度向上をサポートする。また、コンプレッサ、ボイラ、冷凍機などの原動設備の長期的な効率変動をグラフで表示し、設備の劣化やメンテの必要性を把握、設備の消費エネルギーのムダ削減を支援する。

今後は、生産数量と消費エネルギーから算出される原単位をパナソニック独自の省エネ判定手法に基づいて分析判断し、ラインや設備の課題点をタイムリーに抽出する「省エネナビ機能」を付加させる予定。

《レスポンス編集部》

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