スカリエッティ、91歳で逝去…フェラーリ名車の生みの親

自動車 ビジネス
91歳で死去したセルジオ・スカリエッティ氏
91歳で死去したセルジオ・スカリエッティ氏 全 5 枚 拡大写真

フェラーリのコーチビルダーとして、数々の名車のデザインしてきたセルジオ・スカリエッティ氏。同氏が20日、91歳で死去した。

スカリエッティ氏は、若い頃からデザイナーとして才能を発揮。自ら立ち上げたカロッツェリア・スカリエッティがフェラーリとのコラボレーションを開始すると、フェラーリ創業者のエンツォとの間に、深い信頼関係を構築した。

スカリエッティ氏が手がけたフェラーリは、初代『カリフォルニア』、『250テスタロッサ』、『250GTO』、『750モンツァ』など。フェラーリの歴史に燦然と輝く名車ばかりだ。2004年には同氏の功績に敬意を表し、フェラーリは新型2+2シータークーペに、『612スカリエッティ』の名前を冠している。

フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、「彼は実直で純粋な男。人生の全てを仕事にささげていた彼を失って、皆が悲しんでいます」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『GRヤリス』にモータースポーツ由来の空力パーツ採用!「エアロパフォーマンス」誕生
  2. カスタムカーの祭典、愛知で初開催!「オートメッセ in 愛知 2025」7月26-27日
  3. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  4. トヨタ『SORA』にリコール…ワンマンバスの構造要件を満足しないおそれ
  5. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る