2011年12月19日、破産を申請したスウェーデンの自動車メーカー、サーブオートモビル(以下、サーブ)。同社にインドの大手自動車メーカー、マヒンドラ&マヒンドラが触手を伸ばしているとの情報をキャッチした。
これは12月31日、『ブルームバーグ』が報じたもの。同メディアが関係者から得た情報として、「マヒンドラ&マヒンドラがサーブ買収を目的に、裁判所が任命した2名の破産管財人と接触し交渉中」と伝えたのだ。
同メディアの取材に対して、マヒンドラ&マヒンドラの広報担当者はコメントを拒否。
同社はインド財閥のマヒンドラグループの自動車製造部門として、1945年に設立。主にSUVや小型商用車の生産を手がけている。2010年8月には、経営破綻した韓国のサンヨン(双竜自動車)を買収したことでも知られる。