日本自動車工業会が発表した2011年の二輪車の輸出実績は、前年比2.3%増の50万4985台となり、5年ぶりに前年を上回った。
車種別では、原付2種が同6.4%減の4万5853、軽二輪車が同2.2%減の8万3594台と不振だったが、小型二輪車は同2.4%増の35万5793台、原付1種が同71.4%増の1万9745台と好調だった。
生産に占める輸出比率は79.0%で、前年よりも4.7ポイントアップした。
地域別では、主力の欧州向けが同23.6%減の17万4286台と大きく数字を落としたが、北米向けが同68.7%増の17万9228台と大幅プラスとなった。アジアは同4.7%減の3万8856台だった。
輸出金額は、車両分が31億8521万ドル(約2428億円)、部品分が15億1372万ドル(約1154億円)で、総額46億9893万ドル(約3583億円)となり、前年比6.4%のプラスとなった。