橋上の凍結路面でスリップ、車両12台が関係する多重衝突に

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2日午後10時ごろ、三重県四日市市内の国道23号で、橋上を走行していた乗用車がスリップして追突する事故を発端として、約1時間に3件の事故が連続発生した。事故処理中の警官を含む7人が重軽傷を負っている。

三重県警・鈴鹿署によると、現場は四日市市河原田町付近にある鈴鹿大橋で、片側2車線の直線区間。現場の路面は雪と低温の影響で部分的に凍結していた。最初に上り線で乗用車同士の追突事故が発生。この事故を処理するために同署員が現場に急行。20歳の男性巡査がパトカーの車外に出たところ、後方から進行してきたクルマがスリップ。コントロールを失ったままパトカーに追突した。

この事故で巡査は骨折などの重傷。現場では以後もスリップ事故が相次ぎ、上下線で合計12台が関係する多重衝突に発展した。巡査以外にも6人が打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

警察では凍結していた橋上を夏タイヤで走行していたクルマが事故を引き起こしたものとみて、当事者から事情を聞くとともに、発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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