2011年12月19日、破産を申請したスウェーデンの自動車メーカー、サーブオートモビル(以下、サーブ)。同社の買収には複数の企業が関心を寄せているが、その中に、BMWも含まれる可能性が出てきた。
これは21日、サーブに関する情報サイト、『SAABS UNITED』が伝えたもの。同サイトがサーブの管財人など複数のソースから得た情報として、「サーブの買収を真剣に検討しているのは6〜7社。その中には、ドイツ・ミュンヘンの自動車メーカーも含まれる」と伝えたのだ。
ドイツ・ミュンヘンの自動車メーカーといえば、BMWを指すのは明らか。BMWとサーブは2010年9月、BMWが直列4気筒ガソリンエンジンをサーブに2012年から供給することで合意しており、両社は無関係ではない。