マルク・ジェネ「予選方式のQ3部分は問題がある」

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2011年F1ブラジルGP土曜日
2011年F1ブラジルGP土曜日 全 2 枚 拡大写真
ファンの楽しみが大きく損なわれるという理由から、元F1ドライバーのマルク・ジェネがノックアウト方式の予選フォーマット、それもQ3の部分に関して改正を主張している。

昨年の状況を分析すると、概ね7位を目安に、これ以上のタイムアップが期待できないドライバーが日曜日のレースまでタイヤを温存しようとガレージに引きこもる傾向が見られた。Q3に進出できないドライバー(11位以下)は、レース前にタイヤの交換が許されるが、トップ10に臨むドライバーは予選終了時のタイヤで決勝スタートが義務付けられているため、Q3で一切走行しないという事例が多発したのだ。

2004年までウィリアムズでドライブし、以後はフェラーリのテストドライバーを務めたジェネは、先日開催されたFOTA主催のファンフォーラムで、「現行の予選ルールは大きくいじらずに、Q3部分だけ改正するのが望ましいと思う。予選の最後の方になると6台しか走らないなんて状況はどう考えても変えないとだめだよ。どう変えるべきなのかは言えないが、このままではまずいことは確かだ」と語った。

ジェネが言うようにQ3を活性化させるためには、トップ10ドライバーもスタート前のタイヤ交換を認めるか、計測ラップを記録しなければペナルティを与えるしかないだろう。

《編集部》

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