フォードとPSAプジョーシトロエン、ディーゼルエンジンの提携を見直し

自動車 ビジネス 海外マーケット
フォードモーターの英国工場で生産中の1.4および1.6ディーゼル
フォードモーターの英国工場で生産中の1.4および1.6ディーゼル 全 1 枚 拡大写真

フォードモーターとPSAプジョーシトロエンは5日、ディーゼルエンジンに関する提携の見直しを発表した。

両社は過去12年間にわたって、排気量1.4から1.6リットル、および排気量2.0リットル以上の2種類のディーゼルエンジンを共同開発し、共同で生産してきた。今回両社は、排気量2.0リットル以上のディーゼルエンジンに関して、今後はそれぞれが開発したユニットに切り替えることを明らかにした。

その理由について両社は、「新しい排出ガス規制への対応や、将来のニーズを考慮した結果」と説明する。

なお今回の決定が、現在の両社のエンジン共同生産事業に与える影響はないという。また、2014年から欧州で導入されるユーロ6の排出ガス規制への対応にも、影響はないとのこと。

両社は、「今回の決定は中期的に、商用車事業のみに影響を与えるだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
  2. 【2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤー】「今年の一台」はスバル・フォレスターに決定! 新ハイブリッドが決め手に
  3. 日産、新型コンパクトSUV『カイト』発表…新デザイン言語を反映
  4. 「カッコいいじゃん」内外装を大幅アップデート! ホンダ『パイロット』改良新型に高評価の声続々
  5. 高級車ブランド「ジェネシス」、新型ミッドシップでGTレース参戦へ意欲「もちろん富士6耐でるよな?」と期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る