レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表がF1中国GPの奇妙な戦略を振り返った。奇妙な戦略というのは、2人のドライバーが2台の異なるエキゾーストシステムを使ったことだ。
「数日のうちにも決断を下す。1戦分のデータが手に入ったので、タンクが重い状態軽い状態をはじめとした様々な現象が明らかになった。」
また、今後も2台が異なるエキゾーストシステムで走る可能性を否定した。
「それはまずないだろう。ベストなレイアウトひとつに絞り込むための努力をしている。2つのソリューションの長所だけを組み合わせるのが開発の勘所になるだろう」
「改良版の特性と、コーナーにスピードを乗せたまま飛び込むベッテルのドライビングスタイルとが合ってない部分があるようだ。上海で異なる仕様を混在させるというのは、専らエイドリアン・ニューウェイが主張したことだ。結果的には非常に上手くいったと思っている。ドライバーもこのやり方を歓迎したことで、この3日間に大量の情報を集めることができたのだから」