「たいしたことない」と止まらず、死亡ひき逃げで男逮捕

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今月9日、東京都台東区内で発生した死亡ひき逃げ事件について、警視庁は20日、埼玉県川口市内に在住する26歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。現場での目撃情報と、採取した破片による車当たり捜査が逮捕に結びついたという。

警視庁・交通捜査課、下谷署によると、問題の事故は2012年4月9日の午後9時40分ごろ発生している。台東区根岸1丁目付近の都道で、交差点を左折進行してた自転車に対し、後ろから進行してきたワゴン車が追突した。

自転車は転倒し、乗っていた70歳の男性は頭部を強打。病院へ収容されたが、事故から4日後に死亡した。クルマは現場から逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査していた。

現場からは容疑車両のものとみられるサイドミラーなど、いくつかの部品や破片を採取。目撃情報と合わせて車種を特定し、車当たり捜査を続けてきたところ、埼玉県川口市内に在住する26歳の男が容疑に関与したと判断。任意で事情を聞いていたところ、容疑を大筋で認めたことから、20日に自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

調べに対して男は「追突したのはわかったが、たいしたケガでないと思ってそのまま走り去った」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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