[パイクスピークEV]三菱、i-MiEVエボリューション で優勝を狙う

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三菱 i-MiEVエボリューション
三菱 i-MiEVエボリューション 全 5 枚 拡大写真

三菱自動車は18日、7月3日から8日に米コロラド州で開催される「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」2012年大会の参戦体制を発表した。

パイクスピークには、『i-MiEVエボリューション』(レース専用車)と『Mitsubishi i』(北米向け市販車、日本名『i-MiEV』)の2台体制で参戦し、i-MiEVエボリューションは電気自動車クラスでの優勝を目指す。

i-MiEVエボリューションは、明電舎やGSユアサなどパートナー企業の協力の下、i-MiEV市販車で使用しているモーターやバッテリーなどの主要な部品を、パイプフレーム製のシャーシ、カーボン製のカウルなど軽量化・空力性能を追求した専用ボディに搭載。フロント1基、リヤ2基のモーターから構成される電動4WDシステムにより、高い走行性能や優れた操縦性を実現する。

Mitsubishi iは、市販車をベースに、空力向上のためのフロントバンパー形状変更のほか、ロールバーなどの安全装備を追加する。

同社は、EV制御やEVコンポーネントの高い技術力をアピールするとともに、同車の開発で得られた技術的ノウハウを、今後市販する車両の開発にフィードバック。耐久性・信頼性の高いクルマづくりに活かす。

ドライバーは、i-MiEVエボリューションにダカールラリーで日本人初の2年連続総合優勝を果たした増岡浩をチーム監督兼務で起用し、Mitsubishi iには、スコアインターナショナルオフロードシリーズクラス優勝ドライバーのベッキー・ゴードンを起用する。

《纐纈敏也@DAYS》

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