プジョー シトロエンにお家騒動…会長解任の動き

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PSAのフィリップ・ヴァラン会長(右)
PSAのフィリップ・ヴァラン会長(右) 全 2 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、PSA(プジョーシトロエン)。同社に、お家騒動が勃発した。PSAのトップを解任しようと、最大株主のプジョー創業家が水面下で動いているというのだ。

これは20日、フランスの日刊紙、『ラ・トリビューン』の電子版が報じたもの。同メディアが、独自ソースから得た情報として、「プジョー創業家がPSAのフィリップ・ヴァラン会長を解任しようと、動きを強めている」と伝えたのだ。

プジョー創業家は、PSAの株式の25.2%を保有する最大株主。突如沸き上ったこのお家騒動の原因は、一体何なのか。

同メディアによると、プジョー創業家はフィリップ・ヴァラン会長の体制下でのPSAの業績不振に、強い不満を抱いているという。また、同会長が推し進めたGMとの資本提携を含めた包括的な提携にも、プジョー創業家はその効果に懐疑的な見方をしているという。

同メディアは、「プジョー創業家はフィリップ・ヴァラン会長に代わる人物を擁立しようとしている」とレポート。このお家騒動報道が事実なら、自動車メーカー再編に与える影響も出てきそうだ。

《森脇稔》

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