6月のトヨタ米国新車販売、54.3%の大幅増

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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は3日、6月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は17万7795台。前年同月比は5月の87.3%増に続いて、54.3%増(季節調整済み)と大幅に増加した。

トヨタブランドの乗用車系では、主力3車種の好調さが目を引く。ベストセラー乗用車の『カムリ』は、前年同月比44.6%増の3万2107台。『カローラ』は36%増の2万6647台。『プリウス』は324.9%増の1万9150台だ。プリウスの伸び率の高さは、『プリウスc』(日本名:『アクア』)の投入による部分が大きい。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、『RAV4』が前年同月比60%増の1万5129台と牽引。『ハイランダー』も36.3%増の1万0379台と伸びた。大型ピックアップトラックの『タンドラ』は26.5%増の8693台、ミニバンの『シエナ』は11.5%増の1万0728台と好調だ。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が前年同月比61.9%増の8641台と大きく増加。新型投入を控えた『ES』は68.7%増の3780台。『IS』は51.9%増の2572台。新型『GS』は2020台を販売し、前年同月実績に対して7倍以上の伸びを見せた。

トヨタの2012年1-6月米国新車販売は、前年同期比27%増の104万6096台。米国トヨタ販売のボブ・カーター副社長は、「旺盛な需要や金利の引き下げ、新商品の投入などにより、2012年後半の販売にも期待できる」と述べている。

《森脇稔》

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