三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは3日、6月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は5411台。前年同月比は34.8%減と、大幅マイナスとなった。
そんな中、2010年10月に米国市場へ投入された『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)が健闘。6月は全体の約3割にあたる1461台を販売し、前年同月比は13%増と伸びた。2012年1‐6月実績は、前年同期比2.6%増と堅調だ。
また、『ランサーエボリューション』は、前年同月比31%増と好調。2012年1‐6月で見ても、前年同期比35%増と人気を得ている。
すでに生産を中止した北米専用セダン、『ギャラン』は前年同月比116%増。2012年1‐6月実績は、前年同期比3.1%増だった。
三菱自動車の2012年1‐6月米国新車販売は、前年同期比25.5%減の3万2873台。三菱モータースノースアメリカの横澤陽一社長兼CEOは、「6月の販売は34%減と落ち込んだが、生産中止車を除いた現在生産しているモデルに限れば、10.2%増の伸び」と述べている。