「ドライバーに多くの体験を」…ランボルギーニのワンメイクレース

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ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズ@富士
ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズ@富士 全 12 枚 拡大写真

ランボルギーニのワンメイクレース、「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ」。欧州戦とは別に、アジア戦が今年から開催され、その第2戦が7月14日~15日にかけて、富士スピードウェイ(静岡県駿東郡)で開催された。

ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズ・コーディネーターのクリスチアーノ・インベルニ氏によると、「3年間ヨーロッパで成功を収めて、それが支えとなって今年からアジアでも開催(全6戦)することになりました」と述べる。

現在参加しているチームは、「日本、台湾、香港からそれぞれ2つ。そして、シンガポール、マレーシアから各1つ。中国本土から9つ。最近それにインドネシアからも1チームが参戦してもらえることになり、アジアのすべての国をほぼ網羅した形で迎えることが出来るのを嬉しく思っています」と笑顔で話す。

このレースは、土日の2日間にわたって行なわれる。50分間のフリープラクティスとその後35分間の予選、その結果で50分間の公式レースを2回行う。アウトモビリランボルギーニR&Dダイレクター兼モータースポーツ責任者のマウリッツィオ・レジャーニ氏は、「我々のドライバーになるべく多くの体験を提供したいことから、このような時間をとっています」とした。

また、ドライバーは1名または2名でのエントリーが可能で、2名の場合は、レース開始後20分~30分の間にドライバー交代が義務付けられる。1名エントリーの場合もこの時間内にピットインし、最低1分間の停止が義務付けられる。これにより、主催者は「終盤の展開が一層スリリングになり、波乱も予想される」と話す。さらに、オーナーがより上手なドライバーと組むことで、自身の運転スキルの向上にもつながるだろうと関係者は語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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