米電池大手、A123システムズ…中国企業が買収へ

自動車 ビジネス 企業動向
A123システムズ製のハイブリッド車用リチウムイオンバッテリー
A123システムズ製のハイブリッド車用リチウムイオンバッテリー 全 1 枚 拡大写真

米国の大手リチウムイオン電池メーカー、A123システムズ。同社が中国の企業に、買収されることが分かった。

これは8月8日、A123システムズが発表したもの。同社の発表によると、A123システムズの株式の過半数を、中国の自動車部品メーカーの万向集団が取得することで両社が合意。その覚書が交わされたのだ。

A123システムズは、BMWやGM、フィスカーオートモーティブなどにハイブリッド車やPHV用の二次電池として、リチウムイオンバッテリーを納入。BMWの『アクティブハイブリッド5』、GMのシボレー『ボルト』、フィスカー『カルマ』のリチウムイオンバッテリーは、A123システムズ製だ。

しかし、最近は赤字が拡大し、経営難に陥っていた。そこで中国企業の出資を受け入れ、事実上買収されることで、経営の立て直しを目指す。

両社は今後、正式契約に向けた協議を進める予定。万向集団は最終的に、A123システムズの株式の80%を取得する用意があるという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る