中部電力、浜岡原発で津波堆積物調査を実施へ

自動車 ビジネス 企業動向

中部電力は、東日本大震災と国の動向を踏まえ、浜岡原子力発電所の敷地と周辺地域を対象に、過去の津波の発生状況を確認するため、津波堆積物調査を実施すると発表した。

これまで同社では、歴史記録に基づいた津波に関する文献調査を実施してきたほか、南海トラフ沿いの地震に伴う津波堆積物などについては、駿河湾、遠州灘沿岸で既に国や研究機関によって調査結果が報告されており、その内容を確認している。

一方で、東日本大震災を踏まえて、内閣府の「南海トラフの巨大地震モデル検討会」では、津波堆積物調査の重要性が示されており、原子力安全委員会は、耐震設計審査指針類の改訂案で、敷地周辺の津波堆積物調査の必要性を記載している。

同社では、こうした状況を踏まえ、敷地周辺での津波堆積物調査の実施を検討、今回、調査計画がまとまった。今後、関係各所と必要な調整を行った上で、発電所の敷地と周辺で津波堆積物の調査を行う。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. バブル直後、520万円で発売された伝説のバイクに出会った…知る人ぞ知る「ホンダNR」とは
  2. スズキ「KATANAブロック」予約販売を開始
  3. 高速道路料金も「変動制」導入、来年度から全国的に順次拡大[新聞ウォッチ]
  4. 世界初試乗!? ソニー・ホンダのAFEELAに自動車評論家がGT7の中で乗ってみた
  5. 三菱『デリカD:5』ついにフルモデルチェンジへ! 車名は「D:6」!? 2025年内発表か
  6. ちょっと待った! 自動車税の支払い…キャンペーンやポイントがつく支払い方法で
  7. 日産が新型ミニバン『タウンスター・エバリア』を欧州発表…EVも設定
  8. BMWモトラッド、「自動シフトアシスタント」発表
  9. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】「屈指の名作」第2世代からの長足の進歩を求めるのは酷?…井元康一郎
  10. BMW M4 に最強の「CS」、550馬力ツインターボ搭載
ランキングをもっと見る