ダイムラー、メルセデスベンツをルノー日産と共同生産か

モータースポーツ/エンタメ 出版物
メルセデスベンツ Aクラス 新型
メルセデスベンツ Aクラス 新型 全 2 枚 拡大写真
2010年4月、小型車の共同開発やエンジンの相互供給などの面で、戦略的提携を結んだルノー日産とダイムラー。両社がその提携の成果として、メルセデスベンツ車を共同生産する可能性が出てきた。

これは8月23日、『フィナンシャル・タイムズ』紙のドイツ版が報じたもの。同メディアが独自ソースから得た情報として、「ダイムラーがメルセデスベンツの乗用車を、ルノー日産と共同生産することを検討している」と伝えたのだ。

日産自動車は2012年5月、米国テネシー州において新エンジン工場建設の起工式を開催。同工場では、インフィニティとメルセデスベンツが将来搭載する4気筒ガソリンエンジンを生産することが決定している。

また、両社はインフィニティとメルセデスベンツ間でのプラットフォームの共有や、EVの共同開発にも取り組んでいる。具体的には、インフィニティ初のコンパクトカーコンセプト、『エレセア』の市販版が、メルセデスベンツと車台を共用する計画が存在するという。

今回の報道について、ダイムラーの広報担当者は「ノーコメント」の立場。報道内容が事実とすれば、両社の提携をさらに飛躍させるものとして、注目できる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る