山梨信用金庫とオリックスが商用車の「動産担保融資」で提携

自動車 ビジネス 企業動向
山梨しんきんトラック担保ローン」スキーム図
山梨しんきんトラック担保ローン」スキーム図 全 1 枚 拡大写真

山梨信用金庫とオリックス、オリックス自動車は、トラック等の事業用車両を担保とした動産担保融資の取り扱いについて業務委託契約を締結した。この契約を受けて、9月3日より「山梨しんきんトラック担保ローン」の取り扱いを山梨信用金庫で開始する。

「山梨しんきんトラック担保ローン」は、法人・個人事業主が所有しているトラックやバスなどの商用車両について、オリックス自動車が価値評価、担保設定、債務保証した上で、山梨信用金庫が新規購入車両の取得資金または事業資金として融資するもの。

動産担保融資は、法人・個人事業主の資金調達において、土地などの不動産を担保としない新たな資金調達手段として、今後さらなる普及・拡大が期待される。

山梨信用金庫では、2007年12月より、顧客が所有している機械設備等を担保に信金中央金庫が信用補完を行う動産担保融資商品「しんきんMEサポート」の取り扱い行っている。今回、動産担保融資商品のラインアップを追加し資金調達の選択肢を広げることにより、顧客の資金調達における多様なニーズに対応できると山梨信用金庫は説明している。

オリックスは、これまでに163行の金融機関と無担保ローン保証や動産担保保証で業務提携し、企業与信や担保評価のノウハウを生かした金融サービス事業の展開を行ってきた。また、オリックス自動車は、約96万台(2012年3月末現在)の車両管理を行い、リースやレンタルアップ車両を中心に年間約9万3000台の中古車販売の実績を誇るなど、車両に関する高い専門性を有している。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  3. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る