フォースインディアのチームオーナーで大富豪のビジェイ・マラヤに、インド南部のハイデラバード市当局が逮捕令状を発布したというニュースがインド国内で報道されている。
理由は、マラヤが保有するキングフィッシャー航空が、ハイデラバード国際空港に支払った旅客の空港利用手数料分200万ドルの小切手の不渡りに関連しているためと見られている。この令状には保釈が認められていない。
キングフィッシャー航空に対し、市裁判所への出頭が命じられていたが、これに従わなかったためNBWと呼ばれる保釈不可の逮捕状が、同社とビジェイ・マラヤ、幹部4人に対して出された。すでに巨額の負担を背負っているキングフィッシャーグループに、また新たなトラブルが持ち上がったことになる。
2005年の発足以来、キングフィッシャー航空はまったく利益を計上しておらず、直近2週間は全便が運休中だ。AFPが報じたところによると、ハイデラバードの警察には、まだ令状は届いていないという。