【光岡 雷駆-T3 発表】実戦投入でデータをフィードバック

自動車 ニューモデル 新型車
光岡・雷駆-T3
光岡・雷駆-T3 全 6 枚 拡大写真

光岡自動車は、10月18日より、新型電気自動車『雷駆-T3』の発売を開始した。この電気自動車は小口配達に便利なように設計されている。

SGモータース代表取締役社長の谷本育生氏によると、「既に型式認定を取る前の3台を譲ってもらい、運送事業者として使えるような形に架装し、2台を実戦投入しています」という。同社は、佐川急便の兄弟会社として車両管理を行っているため、実際に小口配達用として投入したのだ。

「今後の予定としては1年間をめどに、消耗部品の消耗度、保安基準関係で不具合が出ないかを確認します。また、電気自動車の最大の問題点だと思っている、走行音がしないことによって、どういった影響が周辺環境に対して起こるのかを確認します」とする。

そして、「大都市近郊にあるサービスセンター(自転車や台車などで小口配達を行う拠点)に投入することで、そのサービスセンターの集配ポテンシャルがどの程度向上するのか。また、このクルマを投入することによって、ディーゼルトラックなど化石燃料を使ったCO2を排出するトラックをどのくらい削減できるのかを踏まえ、グループの中に提案をしていきたい」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る