マクラーレン・オートモーティブは、東京都内のマクラーレンショールームにおいて『MP4-12C スパイダー』を公開した。
同車両の公開は日本では初。価格は3000万円(税込み)。日本でのデリバリーは2013年初旬の予定。
MP4-12C スパイダーは、カリフォルニア州で開催された「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」で世界初公開したモデル。時速30km未満での走行中、ルーフの開閉操作が可能な「リトラクタブル・ハード・トップ(RHT)」を備えている。
シャシーは『MP4-12C』同様のカーボン・ファイバー・モノセル・シャシーを採用。最高出力625psを発揮する3.8リッターV8ツインターボ・エンジン、7速デュアルクラッチトランスミッションを搭載する。最高速度は時速329km。
マクラーレン・オートモーティブのマネージング・ディレクター、アントニー・シェリフ氏は「MP4-12Cはこの一年で世界22か国において約1500台デリバリーしました。マクラーレンブランドは、スポーツカーブランドとしてよく知られるようになったと自負しています」とこの1年の成果を述べた。
「マクラーレンは毎年新モデルを投入すると約束しています。今年はこのスパイダー、来年は『P1』です」とした。
「MP4-12Cのクーペは600psですが、2013年モデルからクーペもスパイダーも625psにパワーアップします。600psのクーペをお持ちのお客様には、無料で625psへチューンアップするサービスを展開します」と話した。