【ジャパンカップ12】大観衆3万8000人の前で疾走…クリテリウム[写真蔵]

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【ジャパンカップ12】大観衆3万8000人の前で疾走…クリテリウム[写真蔵]
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10月20日、栃木県宇都宮市の宇都宮市大通りでジャパンカップサイクルロードレースの市街地レース「クリテリウム」が開催された。主催者の発表によると、観衆は昨年を大幅に上回る3万8000人。

レースは終盤に別府史之(ORICA-GREENEDGE)が猛烈な追い上げを図ると、今年5月に引退しながらもこのレースにだけ現役復帰したロビー・マキュアンがこれを追う展開。そしてゴール直前のスプリントではヤロスラフ・マリチャ(TEAM SAXOBANK-TINKOFF BANK)が爆発的な最後の登りを駆け上がり、別府らを引き離して優勝した。

別府はレース後のイベントで「最後の追い込みでマキュアンに『フミ(別府の愛称)行け!』、といわれたので思わず行ってしまった。調子がよかったので2位に入れた。大観衆の応援が自転車選手の力になっている。明日のロードレースでも勝負に行く」とコメント。

マキュアンは「ジャパンカップに出るからには恥ずかしい結果にはしたくなかったので、3週間ほどこそっと練習していた。最後の500mでゴールスプリントになったとき、別府選手をみつけた。いま私はスプリントコーチをしているので、フミにコーチングしたというわけだ(笑)」と笑いを誘った。

優勝したマリチャは「非常に速い展開のレースだった。天気もよく、たくさんの応援を受けて楽しいレースができた。チームとしてもいい結果になってうれしいし、お客さんにも楽しんでいただけたレースだったと思う。来年ぜひとも参加したい」と速くも来年に向けた意気込みも。

21日には宇都宮森林公園周回コースにて、UCIアジアツアー・オークラスとしてジャパンカップ本戦が開催される。

《北島友和》

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