小林可夢偉、F1残留を確信

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小林可夢偉(2012年インドGP ザウバー)
小林可夢偉(2012年インドGP ザウバー) 全 3 枚 拡大写真
ザウバーの小林可夢偉は、日本のスポンサーとの交渉が順調に進んでいて、2013年のF1ドライブは確実だという見通しを語った。

小林が所属するザウバーチームは、ニコ・ヒュルケンベルクとの2013年に関する契約を公式に認めた。現在、メキシコ企業への依存度が高いザウバーは、テストドライバーのエステバン・グティエレスを昇格させる可能性が高く、これらの事情を考慮すると小林はシートを失う可能性が高いと見られていた。

だが小林自身は、選択肢が限られてきたことは認めながらも、2013年のF1ドライブを確信していると言う。

「来年のシート確保に向けて努力しています。でも、ドライブ自体は確実だと僕は考えています。今は残りの3戦に集中すべきですけどね。とはいえ、選択肢はあまり多くはないのも事実です。シーズン終盤のリザルトと、来季のシート確保と同時に考えるのは結構大変です。今のチームに残るのか、どこか他に移るのかはまだわかりません」

確信の根拠を問われた小林は、こう答えた。

「フィーリングです。実は、あまり根拠はなくて、そう感じているだけです。言葉では説明できませんが、そうなるだろうなという予感がしています。答えはそのうちにはっきりしますよ。まだレースは3戦もあるし、そこでリザルトを残すことができれば活路も開けると思っています。結果を信じて、今は(好リザルトに)フォーカスするしかないと思っています。でも、来年のことは誰だってフィーリングで判断しているんじゃないですか?」

実際、小林は鈴鹿の表彰台後に、日本で何社かのスポンサー候補と話し合いを持ち、ポジティブな感触は得ているそうだ。

「鈴鹿のレース後、日本ではモーターレーシング、とりわけF1への関心が高まっていると思います。もう少し時間をかければ、日本企業のスポンサーが見つかると思っています。日本GPの直後には、2社ほどコンタクトがありました。ただ、今、どこまでお話して良いのか判断が難しいです。ドライブするチームも決まってないし、用意できる金額もまだ確定していない。今は非常に微妙な時期ですが、そう遠くないうちに何社かスポンサーを発表できると思います。鈴鹿後の話し合いは順調です。日本企業をもっとたくさんF1に招待して、日本でのF1人気を加速させるのが僕の希望ですから!」

《編集部》

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