デンソーのグループ会社、デンソー・インターナショナル・インド社(DIIN)は11月5日、同社敷地内にあるインド・テク二カルセンターの開所式を行った。
開所式には、在インド日本大使館ならびに地元ハリアナ州政府関係者、顧客など約150人を招き、デンソーからは技術開発担当役員およびインド現地法人社長などが出席した。
インド・テクニカルセンターは、エンジンベンチやマイナス30度から50度までの温度環境が再現できるシャーシダイナモメーターなど、各種実験・評価設備を備え、設立までに約15億ルピー(約22億5000万円)を投資。2012年3月に稼動を開始し、現在はパワートレイン、電気、電子、情報安全分野のほか、小型モーターや二輪車関係など、インドの顧客向けに幅広い製品開発を行っている。さらに、他の地域の製品開発をサポートするため、最先端のソフトウェア開発も行っている。
同センターには現在52人のスタッフが所属しているが、開発体勢を強化するため、2015年度までに人員を倍増させる予定。