ヒュンダイの新型コンパクト、HB20…ブラジル カーオブザイヤー 受賞

自動車 ビジネス 企業動向
ヒュンダイ HB20
ヒュンダイ HB20 全 4 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は11月7日、新型コンパクトカーの『HB20』が、「2013ブラジルカーオブザイヤー」を受賞したと発表した。

画像:ヒュンダイ HB20

HB20はヒュンダイが初めて、ブラジル市場のためだけに開発した専用車。ブラジルのサンパウロ州ピラシカバの新工場において、現地生産する最初のモデルでもある。ヒュンダイが欧州で発売している新型『i20』の車台をベースに、ブラジル市場の嗜好に合わせた専用の内外装を採用する。

ボディサイズは全長3900×全幅1680×全高1470mm、ホイールベース2500mm。取り回し性能に優れ、実用的な室内スペースを備えた小型の5ドアハッチバックだ。

搭載エンジンはガソリンのみで、1.0リットル直列3気筒と1.6リットルの直列4気筒の2種類を用意。ブラジル市場ならではフレックス燃料に対応しており。1.0/1.6リットルともに、ガソリンだけでなくエタノール混合燃料でも走行できる。

2013ブラジルカーオブザイヤーの最終選考には、ヒュンダイHB20の他に、GMのシボレー『ソニック』、シトロエン『C3』、プジョー『308』、トヨタ『エティオス』の合計5台がノミネート。先進的な技術やデザイン、経済性、安全性、パフォーマンス、快適性など、総合評価で最も優れた1台として、HB20が選ばれた。

ヒュンダイは韓国メーカーとして初めて、ブラジルカーオブザイヤーを受賞。ヒュンダイモーターブラジルのChang-Kyun Han社長兼CEOは、「今回の受賞は、デザイナーとエンジニアの研究開発努力の成果」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  5. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る