【マツダ アテンザ 新型発売】マツダブランドの象徴

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マツダ・アテンザ
マツダ・アテンザ 全 6 枚 拡大写真

マツダのフラッグシップモデル『アテンザ』がフルモデルチェンジした。マツダビジネスにおける、新型アテンザの意義は大きく3つあるという。

同社代表取締役会長兼CEOの山内孝氏はこの意義について、マツダブランドの象徴。そして、モノづくり革新の成果。最後に売り方革新の3つだとする。

まず、マツダブランドの象徴については、「10年前と同様にまたこのクルマからマツダブランドの新しいステージが始まります。これはマツダが、プレミアムなブランドになるという夢に向かう一歩を踏み出すきっかけになるクルマが、新型アテンザだということです」と話す。このプレミアムブランドとは、「決して高額車を販売するプレミアムブランドになるといっているのではありません。マツダが目指すプレミアムなブランドは、ユーザーの人生においてマツダがかけがえの無い存在になること。ユーザーとの間に特別な強い絆を持ったブランドになることなのです」。そして、「そんな我々の願いを込めて、この度世界で最も美しい赤、新色ソウルレッドを開発し、マツダの新しいブランドイメージを象徴するカラーとして、新型アテンザから導入していきます」

次にモノづくり革新の成果では、「私はモノづくり革新によって、開発、生産、調達の効率化で1ドル77円、1ユーロ100円の為替レートでも日本から輸出して利益の出る体質にするといってきました。『CX-5』から始まった新世代商品導入以来、モノづくり革新によるコスト改善効果は顕著に表れていますが、新型アテンザ導入により、さらに収益向上に貢献すると確信しています。また、アテンザ(輸出モデルはマツダ6)は防府工場の生産に加え中国、ロシアでも生産を行うなど、グローバル戦略に基づき生産されるクルマとなります」とする。

最後は売り方革新である。「フラッグシップモデルの販売にあたり、その商品力に見合う価格での販売、残価の向上、商品に相応しい店舗環境の開発、より上質なサービスの提供など、販売、サービス現場の革新にもより一層拍車をかける所存です」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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