トナミホールディングスは、同社49%出資の現地法人を通じて、タイ国内にてトラック輸送業・輸入通関業を営む「H&Rフォワーディング カンパニー」の買収手続きを開始すると発表した。
トナミグループは、海外事業展開の取組の一環として、2010年1月にトナミ タイランド カンパニー(TTC)を設立し、情報収集活動および、投資業務、物流コンサル業務を進めてきた。2011年9月には「TTC」の第1号の投資先として、地場トラック輸送・コンテナ保管会社「マハポーン トランスポート カンパニー(MTC)」を子会社化し、タイにおける輸送事業に本格参入した。
今回、TTCの第2号の投資先として、H&Rの既存株主から、発行済株式の70%を取得し、合弁の形で子会社化することで合意した。
今回、買収手続きを開始するH&Rは、タイ国日系有力企業等から物流業務を受託している地場企業。トナミグループは、同国へ既に進出、あるいは進出を予定している日系企業等に対し、フォワーディング事業を展開し、業容拡大を図っていく。