懐かしのミャンマーを行く(2)空港でSIMカードを借りる
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東南アジア

エアアジアは僅か1時間でヤンゴンへ到着した。前回まで乗っていたタイエアーと違い、乗客は殆どがタイ人などの観光客だ。日本のビジネスマンは殆どがタイエアーに乗っているそうだ。
7年ぶりのヤンゴン空港は見違えるほどきれいになっていた。昔はタラップを降りると京都市営バスと書かれた日本の中古車が横付けされ、何とも不思議な感覚になったものだが、今では空港ターミナルへ直接着くため、あのバスは見られない。ターミナルもきれいになっており、驚くほど。昔のあの薄暗いイメージは全くない。
イミグレもスピード化が図られたようで、実にスムーズ。既に香港でビザを取得済みであったが、良く見るとアライバルビザと書かれたカウンターさえあった。後で聞くと、ヤンゴンの受け入れ先が必要書類一式を持って空港に待機していて初めてビザが取れるそうで、中にはビザが取得できずに乗って来た飛行機でバンコックに送り返された、などいう話もあるようだ。
そして荷物のターンテーブルを過ぎると、何とTTMとSS、そしてもう一人が私を見つめていた。何とも呆気なく再会した。何だかあっと言う間に7年前に戻ってしまったようだ。空港で携帯電話のSIMカードを借りる。普通の国では買うのだが、ここではSIMカード自体が貴重らしく、50ドルのデポを払って借りる。使用料金は一日2ドルとか。いずれにしてもヤンゴンで携帯が使える、夢のような話だ。
懐かしのミャンマーを行く (2) 空港でSIMカードを借りる
《須賀 努》
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