杭州 日本茶の原点を見に行く(10)懐かしの友好飯店へ行く

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杭州 日本茶の原点を見に行く (10) 杭州 懐かしの友好飯店へ行く
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6月3-5日  5.   ホテルライフ  25年ぶりの予約

翌朝も目覚めは良くない。宜興へ行くにはここから遠いバスターミナルへ行き、そこからバスで3時間掛かるという。直感的に無理だと感じる。ではこのホステルで寝ているか、と言えば、正直それも辛くなっていた。体調が良ければ気にならないが、やはりこんな日は少し良いホテルにでも泊まって疲れを癒す必要がある。そこで思い付いたのが、25年前、上海留学中に泊まった友好飯店。調べるといまだにある。電話してみると予約が取れたので、先ずはそちらに移る。

友好飯店の思い出( )は何と言っても電話予約が出来たことと料金が予約時の4分の1になったこと。そして何よりも部屋がきれいだったこと。今はどうなのだろうか。

行って見るとやはり綺麗だった。最近改装したようだ。岐阜との合弁は既に解消され、中国資本になっていたが、サービスも悪くなかった。実は予約した時点では食欲がなく、朝食不要で申し込んだのだが、ここに来た瞬間腹が減ったので、朝食付きに変更してもらった。朝食なしの方が良い部屋だったらしいが、「25年前に泊まった老顧客」だと告げると、あっさり変更してくれた。

そういえば、初日に法浄禅寺を案内してくれたO先生は私が25年前に宿泊した当時、このホテルで働いていたという。その話で盛り上がり、ご縁が繋がっているのである。人はどんなところでどんな繋がりを持つかは分からない。

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《須賀 努》

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