国民の認識改善も政府は「不合格」…人権団体が報告

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人権団体「マレーシア人民の声」(Suaram)は12月10日に「2012年マレーシア人権報告(公民・政治的権利)」を発表、クア・キアスーン理事は、「国民の間で人権に対する認識は高まっているが、政府は遅れている」と指摘し、「不合格」だと断じた。

同報告では、選挙改革を求める大規模集会政府が4月28日に開催されたように、国民の間で公民権や政治的な権利に対する認識の高まりが感じられると指摘。一方、政府は麻薬犯罪における刑罰で死刑を廃止し25〜30年の禁固刑とする方向で検討を始めたことが唯一評価できるものの、「国内治安維持法(ISA)」を廃止し、これに代わる2012年治安罪(特別措置)法が成立したにも関わらず、ISAで逮捕された27人が依然として拘束されたままだとした。

またヒシャムディン・フセイン内務相が公表した数字を元に、警察が今年に入って犯罪容疑者37人を射殺、昨年よりすでに7人上回っていると、警察による人命軽視が依然として残っていると指摘した。

《伊藤 祐介》

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