海外からの投資拡大で労働者が権利主張、ストライキ相次ぐ…カンボジア
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カンボジア北西部、タイとの国境の街ポイペトでは、カジノの従業員によるストライキが行われている。トロピカーナカジノ労働組合の代表者によると、休憩時間なしの12時間労働で、給与はタイバーツで支払われているという。裁判所は仕事に戻るよう命じたが、依然ストライキは続いている。
スヴァイリエン州の自転車工場では1000人近い従業員がストライキを起こしている。給与増と通勤手当の支給が受け入れられるまで続ける模様だ。
タイセンSEZ(経済特別区)にあるスマートテックカンボジア社でも、会社に対し月15ドルの通勤手当・基本給80ドル(現状70ドル)・残業代などの要求を行っている。
今年5月から7月にかけても、縫製大手のタイヤンエンタープライズなどで、通勤手当・住宅手当・出来高手当・産休などを求めたストライキが相次いだ。
カンボジアへの直接投資が増える中、労働者の権利を求める声も高まっている。
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