【三菱 アウトランダー PHEV 発表】三菱EV技術の集大成

自動車 ニューモデル 新型車
【三菱 アウトランダー PHEV 発表】三菱EV技術の集大成
【三菱 アウトランダー PHEV 発表】三菱EV技術の集大成 全 6 枚 拡大写真

三菱自動車は12月26日、SUVタイプのプラグインハイブリッドモデル『アウトランダーPHEV』を発表、2013年1月24日より発売する。

このクルマのグレード展開について、同社広報部商品広報グループの前城正一郎氏は、「5グレードの構成で、装備を厳選したE。実用装備を揃えたG。このGに先進安全技術、新型アウトランダーから搭載を開始したe-Assistを装備したG Safety Package。これにナビゲーションなどを標準装備したG Navi Package。さらに、本革シートやロックフォードフォズゲートプレミアムサウンドシステムなど快適装備を充実させたG Premium Packageという構成です」

因みに、「G、G Safety Package、G Navi Packageについては、ガソリン車のアウトランダーの24G、24G Safety Package、24G Navi Packageと主要装備はほぼ同等です」と話す。

また、補助金が出た場合のユーザーの実質的な負担額(予定)は、「Eは、300万円以下を予定しており、Gは約320万円。ガソリン車の24Gが約270万円なので、およそ50万円高というところで設定しています。これに倣ってG Safety Packageは約330万円の実質負担額。G Navi Packageは約360万円。それぞれガソリン車のベース車からプラス約50万円となっています」とし、「G Premium Packageは、それにダイレクトに相当するガソリン車がないのですが、およそ390万円を予定しています」とした。

そのスペックは、「EV走行可能距離は60.2km。航続可能距離は897km。複合燃料消費率は67km/l。ハイブリッド燃料消費率は18.6km/lとなりました」

同社広報部商品広報グループの山西学氏は、「これまで、我々が取り組んで来たEVの技術と、エンジンで発電するというものを組み合わせた、いわば自分で発電するクルマです。それに加えて、楽しい4WDの走りや、アウトランダーに搭載している安心安全の機能も盛り込んだ、三菱の技術の集大成となってるようなクルマがこのアウトランダーPHEVなのです」と語った。

《内田千鶴子・内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 洗車で「水シミZERO」、水道に取り付けるだけで純水を生成…サンコーが発売
  2. 【アウディ A5セダン 新型試乗】4ドアクーペ風にあえてしなかった見識に拍手…島崎七生人
  3. スズキ『アルトラパン』が10年目のビッグマイチェン! 開発者が語る「長く愛される理由」と、それでもデザインを大刷新したワケ
  4. 極限の軽量ホイール革命!レイズ ボルクレーシング『CE28N-plus SL』が示す究極の走行性能PR
  5. 台風や秋雨対策に、大型サイドミラー対応の超撥水ガラスコート「ゼロワイパー」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る