地球周回軌道を飛行する国際宇宙ステーションから、世界中の人々に新年のメッセージを贈る映像が届いた。
ビデオ映像には第34探検隊のケビン・フォード司令官と、飛行エンジニアのクリス・ハドフィールド、トム・マーシュバーンが登場し、カメラに向かって新年の挨拶と抱負を語った。
まずフォード司令官の紹介を受けたハドフィールド宇宙飛行士がマイクを受け取り、新しい乗組員としてプロジェクトに参加できたことを非常に光栄に思っていると語り、2013年が宇宙ステーションの乗組員達にとって生産的な年であるように願うとした。
次にマイクを手渡されたマーシュバーンは、ステーションにおいて何百もの実験を行い、より賢く、軽量で有能な新しい素材やデバイスの開発に努める、と新年への抱負を語ると共に、全ての人達に幸運な年が訪れるように祈った。
その後、乗組員達はカメラの前で無重力下での後方宙返りを披露して、メッセージにユーモアを添えた。