【BMW 7シリーズ 改良新型】デザインも走りもよりスポーティに

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BMW・7シリーズ
BMW・7シリーズ 全 6 枚 拡大写真

BMW『7シリーズ』がマイナーチェンジし、ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)より発売が開始されている。価格は1022万円から。

同車試乗会において、BMWマーケティング・ディビジョンプロダクト・マネジメント・マネジャーの岡田祐治さんによると、デザインの変更点の多くはフロント周りにあるという。「ヘッドライトやバンパー部分を一新しました。特にバンパー下部の黒抜きにしたエアインテーク周りを幅広く見せることで、よりワイドかつスポーティなデザインとしています」と話す。

さらに、「デザインのハイライトとして、LEDヘッドライトを新たなコンセプトで作りました」とし、具体的には、「ロービームを点灯すると、4つのLEDリング全てが発光しますので、夜間でもよりBMWらしさがわかるデザインになっています」と述べる。「通常のLEDライトは、リングの中に発光源があり、それを照射する形が多いのですが、(新型7シリーズは)リング自体が発光するという非常にユニークな作りになっているのです」。また、「従来型は一番端に位置していたターンインジケーターを、上部に移すことによって、LEDをよりワイドに見せる効果を生んでいます。このことのよっても、ワイドかつ、スポーティなデザインを実現しているのです」という。

リアビューについても、「BMW伝統のL字型のLEDリアコンビネーションランプを採用。また、クロームのフィニッシャーのデザインを少し変更し、左右のリフレクターと一体化したデザインにすることで、よりワイド感を強調したデザインとなっています」。その結果、「フロント、リアともロー&ワイドをより強調し、よりスポーティなデザインとなりました」。

また、シャシー関係では、「BMWですから、ハイブリッドいかんに関わらず、50:50の重量配分を実現しているのはお約束通りです」と岡田さん。さらに今回の特徴点として、「Lモデル(ロングホイールベース仕様)にのみ標準装備だったリアのエアサスペンションが、乗り心地向上のために標準のホイールベースモデルにも全車標準装備となりました。これにより、後席の乗り心地、そして、積載量に関わらずダイナミックな走りが実現できるといった効果を生んでいます」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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