新疆南路を行く(1) 北京経由でウルムチへ
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大学の先生の調査団に同行して、この1年で2度新疆へ行った。最近の傾向として同じ場所へ何度も行くことが無くなっており、貴重な旅となっている。3回目の旅にもお誘いを頂き、是非行こうと考えた。ところが日程を見ると8月9日出発、私はサラリーマンを辞めた時の夢の一つ、一日中オリンピックを見ながら過ごす、をロンドン五輪で実践することになっていた。
どうしようかと迷ったが、兎に角オリンピックが終わったら、走って行けばよい?という気持ちになり、途中合流を画策。何と合流場所は新疆の果て、南新疆のホータンになった。どうすんだ、大丈夫か。
2012年8月13日(月) 1.ウルムチまで (1) 北京経由
ロンドンオリンピックの熱戦を家内の実家に泊まり込み、16日間見た。一日16時間、飽きもせず、むしろリズミカルなほどに規則正しく見た。朝6時にゴミだしか洗濯を干し、就寝。午後1時ごろ起床し、食事、買い物、そして午後4時頃から再びテレビを見ていた。
閉会式は12日、日本時間の朝4時頃から始まっていたが、実は競技には興味があるものの、閉会式には何の興味もなく、出来るだけ睡眠を取り、それでも朝6時には家を出た。羽田から朝の便で北京へ向かった。羽田で知り合いの夫婦が仲良くベンチで寝ていた。微笑ましい。
飛行機は満席で、何とビジネスクラスにアップグレードされた。だが眠たくて、殆どビジネスクラスを満喫できずに、時間が過ぎて行った。順調に北京に着いたが、次のフライトが少し遅れた。3時間ほど待って午後4時のフライトで更にウルムチへ向かった。午後8時過ぎにウルムチ到着。だがここ新疆には新疆時間があり、まだ午後6時半だった。何だか一日がとても長い。
《須賀 努》
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