ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)は1月21日、投資家の利食い売りが優勢になり、代表的株価指数のFBM・KLCIは1,635.63と、前日比2.43%、40.81ポイント下落した。
16か月ぶりの大幅下落で、アジア市場でも最大の下落幅だった。なお22日の終値は1628.66で、前日比0.43%、6.97ポイントの続落となった。
株価下落が大きかったのは、CIMBグループ、PPBグループ、ホンリョン・フィナンシャル・グループなど。指数構成銘柄では、アクシアタ、フェルダ・グローバル・ベンチャーズなどが値下がりした。
地元証券会社の調査部長によると、総選挙が早ければ3月に実施されるとの消息がもたらされ、投資家が利益確定に動いた。世界経済の見通しが依然、不透明なため、弱気相場は続く見通しだという。