日本の成長戦略、インドネシアやマレーシアなど東南アジアに好影響

エマージング・マーケット 東南アジア
安倍首相、タイで首脳会談 洪水対策、高速鉄道、ミャンマー経済特区に関心
安倍首相、タイで首脳会談 洪水対策、高速鉄道、ミャンマー経済特区に関心 全 2 枚 拡大写真

日本政府は成長戦略を打ち出しており、東南アジアからの輸入、日本企業による東南アジアへの投資が増加する見通しだ。

【画像全2枚】

安倍政権は金融緩和と10兆円を超える経済刺激策を決定しており、HSBC、クレディ・スイスは、インドネシア、タイ、マレーシアが最も利益を受けると見ている。HSBCの香港駐在幹部は「低利の資金を手に日本企業や銀行は東南アジア業務を拡大する」とコメントした。

JPモルガン・チェース香港のストラテジストは「日本は金融緩和で米国に追随した。アジア新興国の通貨にはさらに上昇圧力がかかる」との見通しを示した。

日本の内需拡大で特に恩恵を受けると予想されるのは、一次産品輸出国のインドネシアとマレーシア。一方、円安の影響を受けるのは輸出競争力が相対的に弱まる韓国で、特に造船、自動車メーカーに影響が出る見通しだ。

小栗 茂

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産株価が3日続伸、SUV『パトロール』を日本市場に投入へ
  2. MOMO、「レーシングシミュレーター用ステアリング」6モデルを1月9日発売
  3. 「空調」がクルマを変える! カルソニックカンセイをルーツに持つ「ハイリマレリ」が巻き起こす“新風”…ジャパンモビリティショー2025PR
  4. ソニー・ホンダ『AFEELA』にデジタルナンバープレート設定へ…背景色の変更やフォント調整が可能に
  5. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
  6. メルセデスベンツGLB新型、生産開始…最大航続631kmのEVを2026年春発売へ
  7. VW『Tロック』新型、安全性で最高評価の5つ星…ユーロNCAP
  8. アウディF1、正式名称「Audi Revolut F1 Team」発表…2026年から参戦へ
  9. スズキ『ワゴンR』が全車「カスタムZ」デザインに統一、安全&快適装備充実 価格は143万円から
  10. ベリーサの再来か、次期マツダ2か? マツダ『X-COMPACT』の正式発表を待ち望む声続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る