絶滅危惧種のボルネオゾウが謎の大量死 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

絶命危惧種に指定されているボルネオゾウ10頭が、サバ州東部にあるグヌン・ララ森林保護区で死亡しているのが発見された。

内臓に大きな損傷が見つかったことから、ネズミの駆除剤等の毒物を大量に含んだ餌や水を服用し死亡した可能性があると見られている。サバ州の野生動物保護当局は警察や世界自然保護基金(WWF )とともに調査を行っている。

またダグラス・ウガー天然資源環境相は、再発防止にむけてサバ州の野生動物保護当局と取り組みを行っていく方針を明らかにした。

死亡したゾウに連れ添っていた生後3カ月ほどと見られる子ゾウ1頭が生存していたのが見つかっており、子ゾウはサバ州内のロク・カウィ野生公園に引き取られた。
野生のボルネオゾウの生息数は現在2000頭ほどと言われており、うち1000頭がサバ州に生息していると見られている。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  4. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  5. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  6. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  7. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  8. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  9. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  10. トライアンフの新型モトクロスが熱い!「マジで速そう」「初心者でも扱いやすい」と高評価の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る