社債発行、新規株式公開(IPO)を通じた昨年の資本市場での資金調達額は1459億リンギで、前年より89%増加した。
証券委員会(SC)の四半期報告によると、社債による資金調達額は同73%増の1238億リンギで、過去最高を更新した。うちスクーク(イスラム債)が79%、額にして975億リンギを占めた。IPOを通じた資金調達額は221億リンギで、前年の3.7倍に達した。
第4四半期にSCが受理した企業活動申請は46件で、うち33件は社債など債務証券の発行に関するものだった。同期のブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に対するIPO申請件数は6件。
同期に認可された債務証券発行は26件、IPOは6件で、計252億リンギの資金調達になる。ほかに29件の集団投資スキームと8件の民間年金計画が認可された。