メルセデス・ベンツ日本、販売台数4万台超を支えるBクラスの躍進

自動車 ビジネス 企業動向
メルセデスベンツ Bクラス 「Blue EFFICIENCY」
メルセデスベンツ Bクラス 「Blue EFFICIENCY」 全 12 枚 拡大写真

2012年、メルセデス・ベンツ日本の販売台数は4万2千台を超え、BMWやアウディを引き離し、輸入車プレミアムブランドナンバー1となった。

メルセデス・ベンツは約4万1千台、スマートは1400台という内訳だ。同社商品企画・マーケティング部の嶋田智美さんは、新型『Aクラス』試乗会場にて、その要因について、「2012年は攻めの年として、多くの新型モデル、そして、商品改良したモデルを積極的に導入した」結果だと述べる。

前年比プラス26.2%と過去最高の伸び率、3年連続でプラス成長となった最大の要因は新型『Bクラス』の躍進だ。ひとクラス上の上質感や、大幅に進化した安全性などが多くのユーザーに受け入れられたのがその理由だと嶋田さん。さらに、小改良を行い、9月単月では輸入車モデル別の販売台数ナンバーワンを獲得した『Cクラス』も台数を後押しした。「ライバルと呼ばれ、新型モデルとなったBMW『3シリーズ』を、年間を通して上回り、セグメントトップをキープしました」という。他にもフルモデルチェンジした『Mクラス』もブルーテックエンジンを投入し好調だ。

このように、積極的な商品導入により、この販売台数を達成したことを語った。

そして、2013年も新型『Aクラス』をはじめ、『Sクラス』や『Eクラス』、そして、Aクラスの4ドアクーペ、『CLA』を導入する予定で、昨年以上に積極的なモデル展開を図る予定だ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る