「江南スタイル」公演、大観衆集めるも肩透かし

エマージング・マーケット 東南アジア
PSY(米国公演)
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与党連合・国民戦線(BN)が11日にペナン州で開催した中国正月のオープンハウス・イベントに「江南スタイル」で人気を博した韓流スター、PSY(サイ)が出演。

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入場無料ということもあって8万人の観衆が会場に詰めかけたが、BN側が想い描いていたような政治的な効果はみられなかったようだ。

PSYのマレーシア滞在は18時間、出演時間は午後12時15分ごろからわずか15分間ほどだったが、主催者のBN側は10万人を動員できたと主張し、大成功を強調。150万リンギとも200万リンギとも噂されるギャラについては、「公金は一切使っていない」と繰り返し強調した。韓サムスンが後援したとの情報もある。ただ観衆の多くはBNや政治には興味はなく単にPSYを一目見たいという人たちだったようで、PSYの出番が終った段階で多くの観衆が会場を後にした。

PSYの出演については、マレーシア人ファンからは「政治色の強いイベントに参加して欲しくない」といった批判的な声も出ていたが、PSY本人はナジブ・ラザク首相らBN首脳が勢ぞろいした「撈生」(生魚を和えた料理を皆でつついて祝う習慣)には参加せず、ペナン市内の韓国レストランで夕食をとったことが明らかになった。BN側はPSYに「撈生」参加を要請したが、PSY側が応じなかったようだ。

滞在スケジュールについても、BN側は当初3日の予定を組んでいたようだが、PSY側が政治的な関与を嫌って短縮したとされる。政治的活動から一定の距離を置いたPSYの態度に、マレーシアのファンからは称賛の声が上がっている。

伊藤 祐介

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